今年の楽曲のテーマは「獅子」。
一瞬にすべてをかけ、「元気・笑顔・勢い」を爆発させる。
現状に反抗し元いた群れを出ていく一頭の獅子。己の力を信じ、
しかし、
ひとりではできなかったことも仲間となら成し遂げることができる
仲間と踊る喜び、
ただがむしゃらに、心躍る景色の先へ、仲間と共ににまっしぐら!
(14代目 星田大樹)
今年のテーマは「祭り」。
祭りの「一体感」「躍動感」「華やかさ」
日が沈み、人々が集い、祭りが始まる。
何もなかったその場所に、祭りを興し、色をつけるは我らの想い。
御輿を担ぎ、屋台を巡り、一つの輪となり盆踊り。
まだまだ祭りは終わらない。
このように突風が考える祭りの様子、
私たちが今まで向き合ってきたこと、向き合ってきた仲間を信じ、
そして「風興し」
今までもこれからも変わることのない想いが一人でも多くの方々に
突風の祭人が一から作り上げた一曲。
さぁ、楽しい祭りのはじまりだ!
(13代目 長友大士)
今年の楽曲のテーマは「旅」。
「わだち」とは、本来は車が通る際にできる車輪の跡という意味があります。
旅を出発して、さまざまな人やものと出会い、喜び合い、時には困難に直面して葛藤・思案する中で今までを思い返し、再び未来に向かって出発していく過程から、自分たちが歩んできた道、旅を通して新たに作り上げていく道という意味を「わだち」という言葉に込めています。
それぞれ個性を持った部員がたくさんいます。一人ひとりにあらゆる道のりがあり、進む道のりは人それぞれ様々だけれども、みんな一緒に最高の演舞に向かって歩んでいます。
多くの先輩方や応援してくださる方々のチームへのサポートの大きさを実感できたこと、そしてかけがえのない仲間がいたからこそ、今の突風があります。
みんながいたから歩めた道、みんながいるから歩める道、その「わだち」をみんなと一緒に、すべての想いを込めて新たな旅へ向かって成長していきます!
(11代目 寺坂優太)
今年のテーマは「花」。
花にもいろいろな花がありますが、どの花も「咲く」という一つの大きな目標に向かって様々な過程を経て成長していきます。
花は力いっぱいに花びらを咲き広げ、やがては儚くそして美しく散る、そこから新たな命が芽吹き、試練や困難を乗り越えて力強く成長し、再び盛んに花を咲かせる。そうした命のくり返し、花の一生を表現しています。
私たちも花と同様にそれぞれ個性を持ったメンバーがたくさんいます。ひとりひとりペースは違うけれど、皆が最高の演舞を迎えたいという一点をめざし、努力しチームとして成長していきます。
花が力を込めて咲き誇るように、我々突風も仲間とぶつかり合い、支え合い活動していく中で積み重ねてきたもの、想いを一回の演舞に全て込めて踊りきります。
踊り子、旗手、煽りそしてお客様、みんなの笑顔の花が咲く、そんな楽曲を目指し成長し続けます。
(10代目 村田喬弘)
今年のテーマは「漁」。
荒れ狂う波にも負けず、大漁という一つの目標に向かい、力を合わせて立ち向かう姿。
困難に立ち向かう漁師達の絆や、港で待つ人々との絆。大漁の魚をとり港に帰港し、街の人々と共に喜ぶ姿。
そして 志高くまた新たな漁へと突き進んで行く様子を表しました。
この姿を自分達と重ね、最高の演舞という一つの目標へ向かい、幾多の困難にも皆で力を合わせて立ち向かっていく。
僕達踊り子とお客さんが一緒になって喜びを分かち合える演舞をしたい。
これらの想いを、この1曲に込めています。
突風メンバー、支えて下さる方々、応援してくださる方々、「皆と」最高の演舞を作っていきたいと思います。
踊ることの楽しさ、仲間達との絆、一曲に懸ける想い。
メンバーは変わっていくが、変わらずに築き上げてきたもの、たくさんの人との繋がりを胸に、これからも突風は駆け抜けていきます!
(9代目 平川大勢)
今年の楽曲のテーマは「太陽」。
明るさと力強さをストレートに伝えたい。明るくて力強く輝く太陽のように自分たちがなり、たくさんの人に元気を与え、みんなを笑顔にする!そんな元気の源である太陽になりたい!
そんな思いでこの楽曲を作りました!
曲中では太陽の誕生に始まり、絶え間なく活動し続ける太陽、ギラギラ眩しい夏の太陽、暖かさと切なさを兼ね備えた日の入、暗闇を照らし出す日の出、そして最後に太陽の恩恵を喜ぶ人々や植物などを表しています。
仲間たちとの絆がより一層明るい太陽を作り出す。
多くの困難や苦難は必ずある…しかし、その山を乗り越えたときまた新たな絆が生まれる。
一人ではできないことも仲間がいるから乗り越えられる。 共に、泣き、笑い、時には衝突し… でも、その一つ一つが自分たちにとって大切な宝物。
まだまだ続いていく突風の中で、かけがえのない仲間たちとの絆を大切に、たくさんの方々に笑顔になってもらえるようなチームを目指していきます。
(8代目 山中賢太)
この楽曲は『侍』をテーマとし、一瞬に懸ける想い、大切なものを想う気持ち、和心の三つを柱として作り上げました。
曲が始まるとそこには侍がいた時代の情景が現れ、その時代の中で侍は信念を持って生きている。
過ぎていく日々の中で、来るべきその時の為に侍は自らに厳しい鍛錬を課し、己の心身を磨き、高めていく。
鍛錬を終え家に帰り着くと、侍にも家庭での何気ない日常があり、穏やかな気持ちが溢れてくる。
家族とのやり取り、普段の生活、そうして過ぎていく日々。
しかし、ついに戦の報せが侍のもとに舞い届く。侍はそれまで培った全てをその心と身体に携えて、戦に向かう準備をする。
妻は悲しみを押し込めて夫を送り出し、侍は戦に向かうのであった。そうしてついに戦の前夜。
集った仲間たち。それぞれに携えた想いを互いに語らい、共に戦い抜くことを誓い、自らを奮い立たせるのであった。
そして戦の火蓋は切って落とされた。相手との激しい攻防、あちこちで響く刀の音。
互いに力を振り絞り、己の持つ全てを懸け、最後の一太刀の瞬間!
侍がその一瞬の為に日頃から努力する様や大切なものを想う気持ちを自分たちも見習いたいという気持ちも込めて、
この“瞬(またたき)”という楽曲を作り上げました。
演舞というその一瞬の為に、チームの仲間たちと日々努力し続けます!
(7代目 砂山知広)
今年のテーマは「花火」。
踊り子、旗手、煽りひとりひとりの個性を火花にたとえて、ひとつの想いを乗せて大きな花火を打ち上げます。
毎年、たくさんメンバーが入って、同時にたくさんのメンバーが抜けていきます。
すべてのメンバーが突風に懸ける時間や状況が同じわけではありません。
それでもみんなで作り上げて、みんなでひとつの志を持って突き進んでいきたい。
月日が流れるにつれ、人数や環境がめまぐるしく変わっていく中で、踊ることの楽しさ、仲間を想う気持ち、一曲一曲に懸ける情熱…
突風としての原点は変わらずこれからも続いて欲しい。
ひとりひとりの個性(色)を大切に、今日という日が二度と来ないように、同じ演舞は二度とありません。
一瞬一瞬に挑戦する、そんな気持ちを込めてみんなで作り上げた楽曲です。
いろんな色を吸収し、突風はまだまだ進化します!!
(6代目 古野秀一)
テーマ 〜稲作〜
長きに渡って人々が行ってきた稲作。人々は土地を耕し、水を引き入れ、苗を植える。
苗は雨にも風にも耐え、負けずに懸命に育つ。力強く育った稲は、豊かな穂をつける。
人々は収穫を喜び、感謝し杯を交わして歌い、踊る・・・
そして、また次の一年が始まる・・・・・
稲作も決して一人で行うものではなく、仲間と支えあい、力を合わせ、
自然の厳しさを感じながら行っていくものだと思います。
私たち突風も部員一人一人が稲となり、仲間を信じ、支えあいながら、
時にはぶつかり、全力で成長し、どんな困難も乗越え立派な稲になる。
そして、次の苗がさらに大きく大きく育っていくという思いを込めて「瑞穂」を作りました。
曲の中には稲作を行う人々の気持ちを表した歌を盛り込み、 真っ白いキャンバスに夢を描くように想いを込めて作りました。
これからも、私たち突風は挑戦しつづけ、稲のように実りあるものを作っていきます!!
(5代目 田中浩章)
この曲は『一つ一つのお祭りを楽しみ彩る。』という意味を込めて突風の皆と作曲者の方とで作りました。
曲の構成として最初は演舞直前の緊張感漂う鼓動を表現しつつ、そこから今までを振り返る回想シーンに入る。
みんなで切磋琢磨しながら、作り上げていく過程の中で、意見の食い違いなどでぶつかり合いながら、
一つにチームがまとまっていく。
そして本番、チームの仲間の鼓動が一つになり、会場全体の鼓動が重なり合い、一つになる。となっています。
僕たちはこの曲で一つ一つのお祭を踊り子、スタッフ、そしてお客さんそれぞれが思いっきり楽しめるようにしたい、
僕たちの踊りで感動を皆さんにお送りして僕たち自身もそんな感動を味わっていきたい、そう思って踊っていきたいと思います。
(4代目 田中耕志)
今年の曲名は『大地』。長崎大学『突風』はその雄大な大地に突き進む。
そしてその先には…最初は見知らぬ大地に上陸し、自分達は風になる。
大きな岩や、大火山などの荒地をくぐりぬけ、地平線を突き進む。
場面は大きく変わり、突然嵐が訪れる。大地は揺れ、鼓動が響き渡る。
そんな嵐の中に小さな小さな光が見えてくる。
その光を求めて、嵐の中をひたすら突き進む。
嵐を抜けると、そこには街があり、祭が行なわれていた。
もっともっと祭を盛り上げようと、突風はその街によさこいを広めていく。
そこで初めてよさこいを目にした人達は踊っていくうちに、よさこいの楽しさや喜びを覚えていく。
次第にその広まりは大きくなり、気付けば街全体がよさこいで一体となっていた。
人との出会いがあり、踊る楽しさを感じ、仲間との絆が深まり、心が通じ合う。
突風は、どんな困難な険しい道があっても、嵐にぶつかっても、ひたすら前に進む気持ちを忘れない。
壮大な大地が突風をまた大きく成長させ、そしてこれからも終わりのない道を進み続けて行く…。
(3代目 宮原裕文)
その名の通り大海原を進む“船”に襲い掛かる幾多もの自然の脅威や荒波などを乗り越えていくことを表現した楽曲です。
踊り子の一人一人が船員となり、協力して困難に立ち向かって行く。
そして、現実でも同様にある様々な困難に対しても、逃げることなく立ち向かって行こう!という意味が込められています。
曲の中には大波や小波を表現したり故郷を回想するシーンなどがあります。
そして最後に“船”は新大陸を発見し、喜びに湧く船員たちは新大陸に向かって再び突き進んでいくところで曲が終わりです。
まだまだ突風がつっぱしっていくためには、ここでゴールしてはいけない…ということを表す曲の終わりになっています。
また、大航海の中には春夏秋冬でも使われた『長崎ぶらぶら節』が入っていて、海に囲まれた長崎らしさも含まれています。
いろいろと長く書きましたが、この大航海には本当にたくさんの人の思いが詰め込まれています。
一つ一つの思いを力に変え、僕たち突風は走っていきます!
(3代目 中尾一哉)
春夏秋冬は長崎の四季、そして祭りをイメージした曲です。
秋は豊かな実りに対する感謝の舞、冬は寒さに耐え忍んだ後に来る正月の喜びの舞、春は春の嵐が訪れ大暴れし去った後の喜びの舞、夏は花火がバンバン打ち上がり皆が毎日大騒ぎする!
1年を通していろいろな思いがあるけれど『手拍子揃え杯交わし西の街に響く歌声お祭り節に明け暮れて今日もまた夜がふける』
という歌が有り余る力を爆発させる若者の元気を表現しています。
また、長崎の伝統曲である「長崎ぶらぶら節」のメロディが加わり、さらに長崎らしさが感じられる曲です。
踊りは日本的などっしりしとした動きをベースに、華やかな動きや躍動感のある動きを織り交ぜています。さらに祭りらしく激しく自由に飛びまわる部分があり、かなりハードですが、その苦しさを乗り越えて皆が踊り狂う!
(2代目 寄辺隆徳)
この曲は上妻さんという有名な三味線奏者の所属する「六三四」というグループの曲で(「行列のできる法律相談所」や
「筋肉番付」で流れます。)、それを編集して約4分の長さにして使わせてもらいました。
踊り作りの大きなヒントになったのは「南中ソーラン」の屈伸運動や力強い動き、荒々しい海のイメージなどで、気合いと根性で嵐の海原を乗り切るといった熱血系のイメージになりました。
その中にも美しく穏やかな情景を描いたり、大自然のパワーを激しい振りで表したり…。
「突風の型」というものが、しっかりと形成された踊りとなったと思います。
YOSAKOIソーラン祭やYOSAKOI佐世保祭のビデオを何回も見て勉強し、初代の飯島、篠原と三人で勢いで作り上げたという感じです。
(初代 森本真輔)